努力の分解

努力の言葉はどこでも聞きます。
私自身、後で気がついて努力だったということが多かった分幸せなのかもしれませんが、努力という言葉について分解することを考えてみました。


多くの人にとって以下のようなイメージかもしれません。

[ある目的のために力を尽くして励むこと。]
参考URL

kotobank.jp


このブログでも努力が見せるためのものだけになってしまっては結果的に損をすることになると以前述べたことがあります。

不謹慎かもしれませんが、誰かに努力と連想される行為を「見せる」ことが目的ならばそれも立派な努力になってしまうため、「目的が何か」は明確にする必要があります。

今回努力を題材にしたのは、定義が人によってかなり違うため、どの現場でどんな意味で使われているのか気になったためです。

ただ、大きく分けて基準値なのか人の感情なのかで得られるスキルは異なりそうです。
スポーツの場合は最初は努力が何かよりも楽しむために向上すれば良いケースがほとんどですが、
経験と時を積めば努力の定義をアップデートする必要があります。

呼び方にこだわりはありませんが、今回は改善した場合の目標値の向上ということにします。

漫画や小説、ドラマやリアルの現場などで努力は定義されていますが、現象としてみるとどのような効果があるのかを理解する必要があるというは重要です。


野球で、滑りながら止まってダッシュする練習があるとして、ボールを端に置いてとる練習をさせる動作を入れる場合では効果が違います。
実際の動作で意識させて、イメージさせ意識として認識させることで練習の目的を定義することもポイントです。


ここまでは、私にとっての努力は何かということでした。
ここからはここまでの文章を読んで努力が何かということになります。

また、特に努力にこだわる必要もありません。
言葉の言い回しで練習・反復動作・実行・実験・夢への一歩・勝利への役割など実際に起きた事象が同じであれば何でも構いません。

スポーツの例で述べていたためそれが印象値と設定されてしまいましたが、チームの裏方として相手チームの分析であっても、進学するための勉強でもいいものだと考えます。

私にとって努力ということが馴染み深く、それを利用してきたことが理由かもしれません。
最近では、努力と成果の比較が問題視されています。

それは、努力は効果のないことだというニュアンスを含む文章も多いのですが、
努力の見方が美談とされすぎているために、効果検証がおろそかになっているという印象を受けます。

努力も成果を意識した目的へのマネジメントも人が行動するという内容を装飾したものにすぎません。
それに加えて、人の現状維持バイアスによる行動の変更をしないケースを「努力の美談化」で問題の発見としているケースが多いことに問題点があることは焦点になりません。

肥満は健康に悪いと知ることで問題は解決しているかという内容と同じことでしょう。
自分たちの行動を変化するキーと方法論は別で、何かが実行されてようやく検証段階となります。

何が言いたいのかというと、前提となる自身は感情によって合理的でない行動をするケースを考慮して実行したほうが好ましいということです。
肥満は健康に悪いことも、健康に好ましい体型でいることは難しいということも理解できる人は多いのではないでしょうか。
しかしこれは選択で合理的な選択ができる場合矛盾しています。

合理的に選択ができるのであれば、肥満なりやすい行動を回避することができ、健康な体型を維持できるからです。

 

 

わかりやすい例えでしたがスポーツの場合は運動の認知動作と実行動作という複雑な実行内容になります。
個人の行動特性や対人関係による行動変化なども実行方法へ考慮するケースもあります。

努力の分解という内容でしたが、自分の行動について効果と目的をはっきりさせることがポイントです。
言葉だけでは当たり前のことです。
しかし、それが環境と時間が加わることで問題点は変化します。

努力という言葉はパッケージであって、分解する方法をどこかで知る必要があります。
ここで「努力」に「考えて」や「分析」などのそれらしい言葉を加えるケースがありますが、それはあまり効果がありません。

というのも、自分が実力の向上を目的として組織活動に参加していることを前提している場合一般的に「慎重に思慮深く最適と考えられる方法で改善行動」をしていることがほとんどだからです。
ただし、厳密に「最適と考えられる方法」は組織における自分自身の安定的な立ち位置となる範囲での方法となるので、現実的にはその人が100%の力を出させたい場合何らかのフォローが必要でしょう。


これは考えすぎている場合考えないで実行して一定のパタンとなる行動を獲得するケースも同様です。
スポーツでしかそれを知る機会がない人もいるので自分の努力を行動として理解するきっかけになれば幸いです。