ダウンスウィングでフライになる時の思考

今回は野球の話です。

バッターがフライを打ってしまうと「ダウンスウィングしなさい」という言葉が聞こえたことがあるのではないでしょうか。

少なくとも15年前ほどはそのような場面に出くわすことがかなりありました。
ただ、不思議なことにものすごいダウンスウィングにもかかわらず、「ボールの下を叩いているぞ」というアドバイスをしている指導者のいることがありました。

この場面についてはボールを打ち上げてしまうにも二種類あるという見方ができます。
ボールを切る場合とバットを下から出した場合です。

 

言葉からすると下からバットを出すようなスウィングをするとフライになるという理解は簡単です。
イメージが物理的にも簡単だからです。
では、ボールを切るという状態はどのようになるのでしょうか。
それは、ボールを芯よりも離れたところでボールを打っている場合です。

言い方を変えるとダウンスウィングをしていてもフライをあげる状態が存在し、そのケースに対応する処理が必要ということになります。

「ボールの下を叩いている」というアドバイスの選手の解釈は、ダウンスウィングをすることで解決するというものが多数派でした。
指導者の言うことを守り、ダウンスウィングをさらにダウンスウィングにしてヒットを打つ確率を下げる選手もいました。

これは、選手自身の解釈が異なることを考慮して、方法を提示してあげる必要があります。
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「ボールの下を叩いている」=「ダウンスウィングをすることで解決」
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上記のような解釈を変えてあげ、バッティングの修正に役立つようにする必要があるのです。
ボールを切ってしまってフライをあげてしまっている選手には、ボールの捉え方が悪いことを前提にスウィング軌道を変化させるアドバイスをする必要があります。
少なくともダウンスウィングをしていてもフライをあげる状態を理解するきっかけが必要なのです。

ここで着目してほしいのは現状の把握をどのようにするかです。
現在の状態について、間違って把握してしまった場合このようなケースが発生してしまいます。
物理的にボールは,18.44mの距離を落下して通過していきます。
落下していくボールをダウンスウィングでジャストミートすることは可能でしょうか。

 

可能にするにはダウンスウィングの意味がどのようになるかを考えていく必要があるでしょう。

「ボールを点ではなく線で捉える」という言葉は聞きますが、この言葉が論理的に考慮された場合にこれまで述べてきたダウンスウィングをどのようにつなげることができればヒットを打つ確率は上がっていくでしょうか。
この内容は、選手自身で様々なケースを体験して自分で対応パタンを考慮する必要があります。


もちろん、いろいろなケースがありバッティングにおけるフライをあげてしまう要因は他にもたくさんあります。
言葉の解釈でヒットを打つ確率を下げている場合があり、今回のことを言語化してみました。

以上、ダウンスウィングでフライになる時の思考について考えたことでした。