スポーツ上達することへの質問について

私が数年前に本屋へ行った時「質問力」という言葉を見かけました。
効果敵な質問ができるようになると成長していることでもあります。

では、ここで考えてみてほしいことがあります。
「成長するための効果的な質問」とはなんでしょうか。
質問は大切であるという言葉は誰もが理解していると思います。
ただ、どのようにすれば質の高い質問ができるようになるのかという議論はあまり聞きません。
なぜでしょうか。
定義づけることが難しいということが一番の理由かもしれません。

ポイントは、理解できていないことの言語化になります。
それを質問する相手が理解できるように加工することが重要になります。

野球のバッティングについて考えてみましょう。

バッティングが悪いのでみてほしい。(1)

バッティングでタイミングあわないので方法を教えてほしい。(2)

ボールを打つポイントを後ろしたい場合はどんなバットの振り出しをすればいいのか?(3)

簡単に理解してもらうために3つの段階の質問を用意しました。
(1)については、自分のバッティングの感覚のみで行っており、どこが悪いのかの把握ができていないケースです。

(2)は、どこが悪いかを理解しているけれども、曖昧な把握であり明確に定義しきれてはいません。

(3)については、バットとボールの捉え方について把握しており、かなり高い確率で自分でバッティングを理論化しています。

もちろん、自分が改善したいことの前提が間違っているケースもあり質問が具体的なものであることが良いことでない場合もあります。
ただ、自分のバッティングというアクションを言語化して利用していることから考えると打てるときのフォームが自分でイメージでできている可能性が高いでしょう。

では内容を少し整理してみましょう。
良い質問をするためには、ある程度自分の言語化を相手にわかりやすい言葉で伝える必要がある。
わからない部分が明確になっている必要があり、それを自分で理解できる知識と経験が必要になる。

今回考えてほしいことは、質問が大切ということではありません。
「質問が問題解決に役立てるためになる情報に変化すること」が大切です。
どういうことかというと、「良い質問をする」という処理は、自分が良い質問だったというフィードバックをしてしまえば終わりです。
とはいえ何かを初めて最初の段階は、どんなことも理解することが難しく、野球のような(1)のような質問をしてしまいやすいものです。

「バッティングが悪いのでみてほしい。」という質問の他に、知識と経験が足りない場合の練習方法と学習のするための手段についても聞いてみるといいかもしれません。

以上、質問力について考えたことでした。