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呼吸

呼吸と歩く姿勢が関係していることはご存知だろうか。
複式呼吸が大切だと言われるのは、姿勢の維持という部分もある。
とくに影響が大きい部分は胸部になる。
通常呼吸が浅い場合は、当然肺の膨らみが少ない。
呼吸が浅い場合、胸を張るような姿勢にはなりにくく、猫背になり腰痛などの要因になりやすい。
呼吸が深くなり、逆に胸を張ることができれば骨盤の角度も変化する。
そのため、姿勢にも良い影響になる。
ここで無理に骨盤だけ競技にとって都合の良い角度に変化させれば良いと考えることもできるが、全体のバランスが重要なため、違う部分を痛めることもある。
背骨は二足歩行するために屈曲していることから、無理に筋力で骨盤だけ変化させると不自然な屈曲となり、違う部分を痛める要因となることも考えられる。
全体のバランスを考えると、呼吸からの姿勢改善が好ましいだろう。


もちろん姿勢を気にしなくても問題のない人もいるが、スポーツ競技で良い結果を残している人ほど細部をこだわっている人が多い。
強豪校などで指標にされやすいのは、礼儀正しさなどではないだろうか。
礼儀正しさは、外見上見ていて気持ちのよいものであることが多い。
しかし、普段姿勢がよいことは体幹の安定性を含めた部分も強化することができる。
もちろんトレーニングで強化できる部分もあるが、普段から姿勢を意識して体幹が強くなっているのであれば日常の習慣的になっているものの方が効果はあるだろう。

問題は視点をどこに置くかにある。
日本式のトイレで体重が右足左足のどちらにかかるかという研究も役に立てようと考えなければ、本当に無駄なものになってしまう。

以前にも述べたが、左に体重がかかっていることのわかった研究は、常に平行を保っていても若干中心をずらしてバランスを取っていると証明したものでもある。

普段何気ない小さな部分でも関係していることを強者ほど理解しているということがある。

美は細部に宿るではないが、結果は細部まで気にして勝利になるのかもしれない。
毎日の連続が試合の結果につながっているということは理解しやすいことでもあっても練習を継続することは難しい。
だからこそ、普段の習慣からよい結果を残すスポーツ選手は気にするのだろう。

それもまさに呼吸することのように。